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空家の庭木伐採/横浜市保土ヶ谷区
前回の続きですが、直径60センチクラスの木を3本。これを地面カットして処分です。
みなさんが、庭木の伐採を依頼する場合地面スレスレできってもらえるか確認されるとよいでしょう。ただ伐採でご依頼された場合、地上より20~30cmのところでカットされているのを見かけたことはないでしょうか?そのわけは、木は根から水を吸うため地表近くの幹は硬く粘りがあって伐りにくいから上部できってそのままにしてしまうわけです。木の種類にもよりますが地面カットするだけで高価なチェーンソーの刃を2~3本おしゃかにする事もあるのです。参考までに根を切る場合は更に大変で、根伐りチェーンソーなる物が必要でさらに高価です。
さて、狭い場所での伐採の場合は上部の枝を落としてから少しづつカットしていくのですが今回は手前スペースがあるのでいっぱつ切。ロープをかけチェーソーをいれて前に引き倒します。といっても重さ約1トンぐらいはあるわけで切倒すときはいつも緊張します。こんな物が近くの家屋に当たれば破壊されてしまいます。ロープは2箇所、4人で引き倒します。
あとは、一株40キロ以下にカットして運搬できるサイズしていきます。家財と同じく運ぶのは人力。あとはスロープを使って慎重にトラックに落としていきます。
重量物の運搬はいつも危険が伴います。そしていつの世になっても現場作業最後は、なににせよ人の創意と工夫が必要で、人の力がなくてはならないのです。よく工場の上方にみかける安全第一という大きな標語ですが、現場を踏んできた経営者ならば必ず掲げるはずです。
さて今回、スロープを撤去すれば、空家の家財整理と庭木の伐採処分は滞りなく完了です。