ゴミ屋敷の回収／横浜 2012年4月22日の記事｜横浜の不用品・廃品・粗大ごみ回収処分なら【横浜よろずカンパニー】

前回の続きですが、頭上までゴミがある場合の片付けは、そのままパッキングには移れません。少なくとも5年以上経過したゴミは圧縮され固まっていますので、スコップや手では取出しが出来ないからです。まず、大バール等を使って徐々に掘削していきます。下でもう一人がリサイクルのため分別パッキング、次に吊り降ろし、階下で台車運搬と積載という手順で作業を進めていきます。

つり降ろし作業は自在滑車で効率を高めます。この辺の作業内容は企業秘密ですね。数時間後引き戸を圧縮していたゴミが粗方取り除かれると全貌が現れてきます。ここまでくると作業スピードは一気にアップしていきます。さらに人員を4人に増員し効率を高めます。家電類やスタンドハンガー等もチラホラと現れてきて、スペースも出来て大物も搬出出来る様になってきます。

さて皆さん以外に思われるでしょうが、一番大変な重労働は階下での運搬と積載作業なのです。ゴミのパッキングは汚れ作業ですが、防塵マスク等完全防備で望めば何のことはないものです。もちろん慣れればですが・・・。前回お話したように車両までの距離は80メートル以上あり、たとえ10キロを3～4袋とはいえ何百回も運搬してトラックに台に持ち上げ積載すればバテがきます。歩数系は20000歩を超えます。とにかく人力運搬と積載作業が一番大変です。

作業が終わればお部屋は空っぽに・・・お客様より「このたびは、感謝に堪えません。」とのお言葉を頂戴すれば疲れも消え去ります。ワンルームでしたらば、どんなゴミ屋敷でも1日で作業は完了します。