大石の処分/横浜にて 2010年3月20日の記事|横浜の不用品・廃品・粗大ごみ回収処分なら【横浜よろずカンパニー】

大石の処分/横浜にて

2010年03月20日
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大石撤去1
1メートル以上の庭石の処分です。天然石はまことに重たいのです。今回の石は重さで1トン前後はあるでしょう。
閑静な住宅地のお庭に鎮座しているこの石と少し小さめな石を取り除いて家庭菜園を作りたいとのことです。道路より擁壁分一段だん上にお庭があり、擁壁の上はブロック塀で囲まれています。横浜の住宅地にありがちな戸建の景観です。そしてその上には電線が通っています。
大概庭石の処分は、このような条件が付きまといます。大型のユニック車を使用しても、持ち上げて電線とブロックをかわせるギリギリの重さです。これ以上の大石はラフタークレーンでないと無理でしょう。
大石撤去2
まず始めにユニック車のトリガー(足)が、U字溝とアスファルトの道路にめり込んだり割れたりしないように鉄板をしきます。なにせ一箇所に1トンの重さがかかるわけですから養生は完璧におこなわないと取り返しのつかないことになります。もちろん事故の無いよう安全第一です。
この工事現場でよくみる鉄板の重さはなんと1トンあります。さて石は、道路より約8メートル奥にあります。これをユニック車の真横まで移動しないと持ち上がりません。そのため今回は櫓を組んで一度持ち上げ、下にレールを引いて引っ張るという手筈で準備をしてきました。まずレールを作り下準備です。下準備が終わった時点で、ユニックのオペレーターが持ち上げなくともギリギリ引けると思うということで一度引いてみることに。
大石撤去3
石をベルトスリングでチョーク巻きにして牽引。するとじわりと石が移動していきます。ユニック車は片浮き状態。様子を見ながらすこしづつの移動。この辺は場数を踏んだ作業者の感ですね。たぶん何度かは危険な状態を経験してきているはずです。最後はワイヤーモッコの上に到着第一段階の終了です。
大石撤去4
さて、ここから吊り上げ作業です。できるだけアームを垂直に立てたいのですが、上に電線があるため、できる範疇で様子をみながら吊っていきます。植木、ブロック、電線をかわせばアームが立ち一安心です。後はトラックに積載して終了。石が着地すると緊張から開放されます。何せ住宅地という場所なのですから。
大石撤去5
始めに双方の道路の入り口にカラーコーンとバーで封鎖してユニック車を止めているにもかかわらず近所のおばちゃんがはいってきたりするのですから、おばちゃん恐るべしです。
後は石を運搬して戻り作業道具一式を撤収して完了です。庭石の撤去は本当に喜ばれご近所で見ていた方からのご依頼も入ります。しかし緊張を強いられる作業です。とにかく安全第一です。
大石撤去7