庭石の処分/横浜にて 2009年11月11日の記事|横浜の不用品・廃品・粗大ごみ回収処分なら【横浜よろずカンパニー】

庭石の処分/横浜にて

2009年11月11日
庭石撤去についての詳細はこちら

このところ新規スタッフも増え忙しい毎日を過ごしております。
石1
さて、今回はこのところご依頼が増えています庭石の処分をご紹介します。
戦後これをお庭に入れたブームがあったようです。横浜では、昭和40年代に庭師が、戸建の家を次々に飛込み営業をかけていました。そんな石が昔の庭付き家屋には必ずといって良いほど有りますね。
しかしその石も現代にはマッチせず処分したいと願う方が増えています。でもいざ処分しようとしてもどこも受け付けてくれない・・・もとあった場所に戻したいがそれもかなわない(笑)・・・それよりまず持ち上がりません。
良くお見受けする事例は、小さな石は自分で掘り起こしてみる・・そして庭の片隅にでも埋めようか考える・・想像以上に量がでてきて無理という結論がでる。処分業者をさがす。ということでしょうか?
石は、まずお見積もり必須です。なぜかと申しますと石を入れたときの状況と今の状況が変わり重機が入れないこともあるからです。
今回も縁台下にやや大きめな石がありユニック車でないと持ち上がらないのですが、家の前の路地通路の幅が2メートルぎりぎりでトリガー(蜘蛛の足のような形で踏ん張り車を固定するもの)が伸ばせない状態。
そしてユニックアームが入れるスペースは、下には火山灰でできているやわらかい大谷石の塀があり、上には電線が通っていてわずかな隙間しかない状態。
こんなケースはお客様了解の上の作業となるからです。
石4
石5
まず、小さめな石をまとめてつり上げ、トラックの端に詰め込みひっくり返らないよう安定させます。
この時の塀と電線の隙間わずか数センチ!!!ユニックのワイヤーの巻きしろいっぱいでこれ以上巻けませんとブザーが鳴りつづき、そしてワイヤーモッコを手で補佐しながらのギリギリの緊張した作業です。
次に序所に大きめな石を処分していき、最後にメインイベントは最後の縁台下の大石。
石6
石8
まずワイヤーで引き出して吊り上げ、狭所も無事通過して一件落着。
この時!上電線の隙間も下塀の隙間も1~2センチ!ギリッギリでした。
ゆえに、このような作業は相方や補佐するスタッフと意思の疎通が無いと事故の恐れがあるもの。庭石の撤去と庭木の伐採は最後まで気が抜けない作業です。
処分業はどんなに良い仕事をしても形の残らない生業。
撤去作業終了後、奥様よりご苦労様とねぎらいの言葉とお食事をご用意いただきこのときばかりは職人冥利につきる時間となりました。
石9