介護に疲れてまさかの自殺 2009年4月26日の記事|横浜の不用品・廃品・粗大ごみ回収処分なら【横浜よろずカンパニー】

介護に疲れてまさかの自殺

2009年04月26日

マグリット
元芸能人の自殺は、仕事柄考えさせられることが多いので少し書き込みます。
お片付けを生業にしていますと、このような悩みを持ち続ける方と数多く接します。ご家族が高齢化して病気に、認知症に、寝たきりに・・となったとき、そして医療の進歩により死ねずに生きながらえる。
いままでやさしく接していた家族に対し鬼のように豹変する人あり、すべて自分で抱え込んで何のために生きているのか悩む人ありと・・・自然死ができず、自然の摂理より離れていくほどいままで経験したことのない悩みが生まれ精神が病んでしまう。いくら一人抱え込まずにと、きれいごとを並べてもどうでしてよいかわからずに・・と。けっして人事ではないのです。
核家族が増え続ける現代、これからは死の教育と、死に行く人と一緒に暮らす人の教育と心構えも必要と思います。もちろん経済的な問題もリンクしており、ただ箱物の施設を作るのだけではなく、サポートするシステムも必要でしょう。また介護保険も所詮は人が行うこと。行届かないサービスは絵に描いた餅と同じという事。サービスを受けたくても受けられない切羽詰まった現状の方がどれほどいらっしゃるか。
以前人は、家で家族に見取られながら息を引き取ったという幸せな時代がありました。いまでは体にいろいろな管を差し込まれての病院死。そして火葬場に直行。この世に生まれてきて死が機械的に運ばれて行くという悲しい現実。そして死に立ち会えず死の意味が実感できない子供たち・・・
死。これは絶対起こること。できることならば死ぬ前の日まで元気で生活を・・とは誰しもが思う切実な願いですね。生活習慣病などもってのほか!目標「死ぬ前の日まで元気。」しかしこれに賭けるには煩悩の渦巻く現代では死ぬほどの努力が必要です。合唱