結局いくらかかるの?【引っ越しにかかる費用】総まとめ 2016年9月10日の記事|横浜の不用品・廃品・粗大ごみ回収処分なら【横浜よろずカンパニー】

結局いくらかかるの?【引っ越しにかかる費用】総まとめ

2016年09月10日
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引っ越しするためにお金を貯めている、とはよく聞きますが、具体的にいくらくらい必要なのでしょうか?もちろん賃貸の価格や必要な持ち物によっても変わってくるので一概にいくらかかる!とは言えませんが、引っ越しにかかる費用を詳しくまとめてみました。

引っ越しにかかる費用は大きく分けて2つ

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引っ越しにかかる費用は大きく分けて以下の2つになります。

  • 賃貸契約時の費用
  • 引越し時の費用

賃貸契約では、単に家賃がかかるだけではありません。敷金や礼金などの費用がかかってくるのは有名ですよね。また、引越し時の費用では単純に引っ越し業者へ支払う代金の他に、不要品回収費用やあたらしい家電や家具の購入費用もかかってきます。それでは、この2つの費用を細かく見ていきます。

賃貸契約時の費用は大きく分けて9種類

賃貸契約時の費用は、大きく分けて以下の9つの費用がかかってきます。

  • 前家賃
  • 敷金
  • 礼金
  • 仲介手数料
  • 日割り家賃
  • 保証料
  • 保険料
  • 管理費用(共益費)
  • 鍵の交換代金

最近では敷金や礼金がかからない物件も増えてきましたが、一般的な不動産会社を通して賃貸契約をする際、基本的に敷金や礼金、仲介手数料、その他細々とした初期費用がかかってきます。そのため貯金が0の状態では引っ越しすることはできません。それぞれの料金について細かく解説していきます。

前家賃は入居する前に前もって支払う家賃のこと

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前家賃とは、入居する前に前もって契約時に支払う家賃のことです。1月中に賃貸の契約をして2月1日に入居する場合、丸々2月分の家賃を前払いしておく必要があります。賃貸契約時の費用は、基本的に家賃に寄って大きく左右されます。

家賃はどれくらい?年収から計算してみよう

引っ越しが初めての方はどのくらいの家賃の家に住んだら良いのかわからないですよね。引っ越しのための貯金を始める前に、どれくらいの家賃の家を探すか決めておくことは重要です。

家賃の支払いが負担にならないよう、年収に見合った部屋に住みましょう。理想の家賃は「年収×0.25=年間家賃額」と言われています。家賃によって敷金や礼金も変わっていくので注意が必要です。以下が家賃の相場になります。

  • 年収400万円:〜10万円
  • 年収500万円:10万円前後
  • 年収600万円:12.5万円前後
  • 年収700万円:〜15万円
  • 年収800万円:〜17万円
  • 年収900万円:18万円前後
  • 年収1,000万円:20万円前後

家賃を考える際、年収から考えることも大切ですが、ボーナスを当てにしないように注意しましょう。ボーナスは不安定なので、手取り額の1/3以下に抑えるのが理想的です。都心といえば家賃が高いイメージがありますが、3月や4月などの引っ越し時期などを避ければ安い物件を見つけることができます。

敷金とは退去時に必要な費用

敷金とは、退去する際に、原状回復するために必要な費用です。そのため、原状回復費用が余った場合は戻ってくることもあります。敷金は家賃の1〜2ヶ月分が目安と言われています。場合によっては礼金が無く、敷金が3ヶ月分かかる賃貸もあります。

礼金とは家主に払う「謝礼金」

礼金とは、家主に払う「謝礼金」のことで、基本的に返却されません。礼金は敷金と同じように家賃の1〜2ヶ月分がかかることが多いようです。しかし、上記の通り最近では礼金無しの賃貸も増加しています。

仲介手数料は不動産会社に払う報酬

仲介手数料とは、不動産会社に払う報酬のことです。家賃の1ヶ月分が上限と法律で決まっています。仲介手数料は基本的に不動産会社が自由に決めることが出来ますが、上限まで設定されていることが一般的です。

仲介手数料は成功報酬なので、賃貸の契約をするまでは支払う必要はありません。また、契約が取り消しになったりする場合も支払う必要はありません。

最近では仲介手数料が安い不動産会社や仲介手数料無しの不動産会社も増えてきています。

日割り家賃は月の途中で入居する場合に必要

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引っ越しの際、必ずしも月の始めから入居できるとは限りません。月の途中で入居する場合、日割り家賃がかかってきます。入居日〜月末までの家賃を日割りで計算します。例えば、2月10日に入居日の場合、3月分の前家賃と2月10日〜2月30日までの20日分の日割り家賃を払う必要があります。月の途中で入居する方は、前家賃だけでなく日割り家賃も払わなければなりません。トータルでは支払う額は同じですが、月の始めに入居した方が一時的な負担は少ないです。

保証料はあったりなかったり様々

保証料とは、家賃を払えなくなった場合に予め保証会社に支払っておくお金のことです。礼金と同様、基本的に戻ってこないお金です。保証料の支払いが必須の物件は少ないですが、借りる人の雇用形態や年収によって保証金の額は変わってきます。連帯保証人がいる場合は保証金が無くなるケースも有ります。

保険料は掛け捨てで15,000〜25,000円の範囲

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保険料とは、水漏れや火災、建物の損壊が発生した場合の損害保険になります。実際にかかる保険金額や保証内容は保険の種類や条件、保険会社によって異なってきます。一般的には2年間の掛け捨てで15,000〜25,000円の費用がかかります。

管理費用(共益費)は共用エリアの維持や保全にかかる費用で数千円かかる
マンションなどの住宅の場合、共用エリアの維持や保全のためにかかる管理費用がかかります。共益費と呼ばれることもあります。以下の様なマンションの敷地内の施設の管理にかかる費用となります。

  • エントランス
  • エレベーター
  • 階段
  • 屋上
  • 廊下

共用部分の電気料金や水道料金に使用されます。管理費用は家賃に含まれている場合もあります。一般的に、管理費は3,000〜5,000円程度かかります。

鍵の交換代金は自分で負担?

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鍵の交換代金は1万円前後が相場になります。前の借り主が使っていた鍵と同じ鍵を使うのは問題がありますよね。賃貸契約時には鍵の交換代金がかかる場合があります。前の借り主が全ての鍵を返却しているとは限らないですよね。そのため、賃貸契約時には鍵の交換代金がかかります。あまり事例はありませんが、自分で鍵の業者を手配して鍵を交換することもできます。

敷金や礼金、仲介手数料無料の物件は要注意

このように見ていくと、できるだけ初期費用を抑えるためには敷金や礼金、仲介手数料を取られない物件を契約した方が一見お得に見えますよね。しかし、初期費用を抑える代わりに、家賃が高めに設定されていることがあります。

また、退去時に部屋が劣化していた場合は原状回復費用を請求されることもあります。退去時に困らないよう、最初から敷金を払っておいた方がよかったということもあります。敷金や礼金、仲介手数料無料の物件を検討している場合は注意が必要です。

賃貸の初期費用は合計で家賃の4.5倍〜5倍かかる

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このように、賃貸契約時には家賃の他に、かなり細々とした費用がかかります。これらの費用を合計すると、多くの場合家賃の4.5倍〜5倍になることが多いようです。一人暮らしで家賃5.6万円の部屋を契約する場合は賃貸契約だけで30万円程度かかります。

引越し時の費用は大きく分けると3つ

引越し時の費用は、以下のように大きく分けて3種類あります。

  • 引越し業者へ支払うお金
  • 処分費用
  • 新しい家具や家電の購入費用

引っ越しは単純に引っ越し業者へ支払うお金だけではありません。新しい家にいらないものを処分したり、新しい家具屋家電を購入するのにはとても費用がかかります。

引越し業者へ支払うお金はどれくらい?

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1番気になるのが引越し業者に支払うお金ですよね。引越し費用はモノの数が増えれば増えるほど増加しますが、引越し時期によってもかなり異なってきます。例えば、引っ越しが多い3月や4月は最も高く、2月や11月などの引っ越しをする人が少ない時期と比べると倍近く変わることもあります。

単身なら引越し費用は4〜6万円かかる

単身の場合、4〜6万円の費用がかかると言われています。移動距離によっても引越し費用は変わってきますが、軽トラックで運べる単身の引っ越しの場合は4万円前後で可能です。1.5トラックや2tトラックが必要な場合は6万円ほどかかります。3、4人家族での引越しの場合は8万円〜10万円程度、5人以上の場合は15万〜20万円になります。

大きいゴミの処分費用も忘れずに

引越し先に持っていく必要のない大型家具や大型家電は事前に処分しておく必要があります。ネットオークションやフリマアプリなどを使ってインターネットで販売することもできますが、売れるまで時間がかかったり、手間や時間を取られることもあります。リサイクルショップに持ち込んだり、不要品回収業者に頼んで処分するのが最も手間も時間もかかりません。

いらないゴミが売れてしまえば処分費用はプラスになりますが、自治体に粗大ごみとして回収してもらう場合は数千円、不要品回収業者に回収してもらう場合は1〜2万円程度を用意しておきましょう。1つずつ回収してもらうのではなく、まとめて回収してもらうのが簡単です。不要なものが多い場合は一度問い合わせをしてみましょう。

新しい家具や家電の購入費用

新しい家具や家電を購入するのは引っ越しの楽しみの1つですよね。これも人によって様々ですが、一人暮らしの場合、15〜20万円程度用意しておくのがおすすめです。実家から一人暮らしをする場合、以下の様な家具や家電を揃える必要があります。

  • 冷蔵庫(3万円前後)
  • 炊飯器(〜1万円)
  • 電子レンジ(10,000円〜30,000円)
  • 洗濯機(3万円前後)
  • 掃除機(5,000円〜10,000円)
  • アイロン(3,000円前後)
  • ドライヤー(1,000円〜5,000円)
  • テレビ(10,000円〜30,000円)
  • 鏡(2,000円〜5,000円)
  • ミニテーブル(1,000円前後)
  • 収納ボックス(100円〜1,000円)
  • ベッド、布団(10,000円〜30,000円)
  • 衣装ケース(1,000円前後)

日用品や衣装ケース、収納ボックスなどは100均を活用するなどして費用を抑えるのがおすすめです。

リサイクルショップやネットを活用して費用を安く!

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リサイクルショップやオークションサイト、フリマアプリでいらないものを処分するのもおすすめですが、逆に必要なものを購入するのも費用が抑えられます。電化製品や家具に大金をかけられない場合は中古品の購入を検討してみましょう。中古品などを活用すると、総額10万円程度あれば足りるでしょう。

ちょっといい家電や家具を揃えたいなら30万円前後用意しておく

家具や家電の価格はピンきりです。費用を抑えたい場合は上記のように中古品を活用するのがおすすめですが、ちょっといい家電や家具を揃えたい場合は30万円前後用意しておくのがおすすめです。洗濯機をドラム式洗濯乾燥機にしたり、食器洗い乾燥機を揃えると時間の節約にもなります。一人暮らしで家事をする時間がなかなか取れない方や、共働きをしているカップルや夫婦におすすめです。

結局総額で引っ越しにはいくらかかるの?

家賃によって初期費用は大きく変わってきますが、一人暮らしをする場合、家賃を5万円とすると初期費用は50万円前後必要となります。既に一人暮らしをしている方の場合は新しく家電や家具を揃える必要はないので、賃貸契約時の初期費用や引越し費用などを合わせると30万円程度貯金しておくと良さそうです。

結婚や同姓などで二人暮らしをする場合は100万円程度準備しておくと安心です。どちらかが既に一人暮らしをしており、大型家電や家具の購入をする必要が無い場合はもっと費用を抑えられます。

いかがでしたでしょうか?このように、引越し費用は家賃と今持っている家電や家具によって大きく異なります。意外と大きな出費となるのが家電や家具の購入費用です。後からあれが足りない、これが足りない、となってもすぐに購入できるように、50万円前後を貯金しておきましょう。二人暮らしの場合は100万円前後を準備しておくと安心です。家族で引っ越しする場合は初期費用として「家賃の4.5〜5倍+引越し費用15万円前後+新しく購入したい家具や家電の料金」を用意しておきましょう。