不用品を階段回収/横浜
横浜の不用品回収のご依頼でままある運び出しが長距離階段運搬です。その理由は丘陵地帯に建つ住宅やマンションが多いからに他なりません。
長距離運搬+階段運び出しは、横浜の便利屋の腕の見せどころでもあります。
家屋の解体や大木の伐採を行う場合は、この階段にスロープなどを工作するケースも有りますが、家財の整理や不用品の回収の場合はそこまでの大々的な段取りは必要としません。
12月11日のブログでご紹介させて頂きましたように、小運搬作業でテキパキと不用品を運び出していきます。
小運搬とは、人力で運び出す作業のことを指します。要するに重機や台車などの器具が使えない場所で手運びで階段や長い距離を運搬する作業です。
階段運び出し作業は段取りが重要
横浜では、山や丘の斜面を利用して建てられているマンションが数多くあります。
そのようなマンションはエントランスまで階段を登らないと辿りつけなかったり、目的のお部屋まで伺うにはエレベーターを乗り継いだりはよくある話で、中にはエレベーターがエスカレーターのように斜めに上るタイプの物があったりもします。
このような階段がある場所の不用品回収作業は、段取り良くことを進めませんと事故が起こったり、時間ばかりが経過してしまいます。
まずは、お部屋やエレベーターの養生(キズ避け作業)を行います。次に不用品を運搬ボックスにまとめて入れてエントランスまで運び出します。
もちろんお部屋の中から運び出す人員と台車で運ぶ人員の連携プレーが必要となる作業です。また、不用品の物量によって人員調整が必要です。
台車もそれに合わせ2台3台と使用して、運び出している間に積載するという手順を行います。
不用品の一時保管
また、階下の道路は、一方通行で道路幅も狭く駐車は不可能です。その為不用品を安全な場所に一時保管してある程度纏まった時を見計らい停車車輌に一気に積込を行う手はずを取ります。
大掛りな家財整理の場合は、道路許可の申請を出し、ガートマンをたて後車を誘導する安全管理を行うこともありますが、このような場所では車が通れないのですから、意味が無いわけです。
かと言って引越しや不用品回収で通行止めは出来ません。そのため積み込み作業中に後ろから車が来ればその都度移動しての作業です。
階段搬出は安全第一で作業を行う
また、階段や坂の運搬作業は注意を怠ると不用品が転げ落ちる危険性も孕んでいるため安全確認の上にも安全確認が求められます。
その為、ある程度1人でも運べると思うような不用品でも安全のため2人持ちで運ぶこともあります。もちろんベッドなどは2人で横持ちで運搬します。
横浜地区の手運び作業は、このように創意工夫が必要な地域でもあります。
ありがとうございました。